実は難関資格!?ソムリエ・ワインエキスパート試験の合格率を徹底解説
合格率
2023年のソムリエ・ワインエキスパート試験の合格率は、それぞれ17.7%、41.9%でした(ソムリエ協会統計データ参照)。
過去からの推移を見ると、平均すると合格率は30〜40%となっており、それなりに難易度が高い試験になってます。ソムリエの方がワインエキスパートよりも合格率が低くなっていますが、これはソムリエ試験は三次試験まであるが、ワインエキスパートは二次試験までしかないため、試験数の差によるものが大きいと考えられます。
ソムリエ・ワインエキスパートも、前年に一次試験は通ったが二次試験に落ちて再受験という方も分母に含まれるので、ストレートで一次二次試験に合格する割合はそれ以下になります。
他の試験との比較
他の試験との比較にそこまで意味はありませんが、イメージしやすくなるよう他の試験との比較も載せておきます。
試験 | 受験者数 | 合格率 | 勉強時間目安 | 参考 |
ソムリエ | 3,224人 | 17.7% | 300~400時間 | 2023年度 |
ワインエキスパート | 3,499人 | 41.9% | 300~400時間 | 2023年度 |
司法試験 | 3,779人 | 42.1% | 3,000~5,000時間 | 2024年度 |
公認会計士 | 21,573人 | 7.4% | 3,000~4,000時間 | 2024年度 論文式試験 |
気象予報士 | 4,268人 | 5.8% | 1,000~1,500時間 | 第62回参照 |
簿記2級 | 6,310人 | 22.9% | 250〜350時間 | 167回参照 |
宅地建物取引士 | 233,276人 | 17.2% | 300~500時間 | 令和5年度 |
FP1級 | 6,503人 | 17.0% | 500~600時間 | 24年5月 学科試験 |
世界遺産検定1級 | 3,102名 | 30.0% | 100時間 | 2022年度 |
ソムリエ試験は、職に直結するような試験と同程度の合格率になっており、それなりに難易度は高い試験になっています。ワインエキスパートはそれらよりは合格率は高いものの、世界遺産検定1級などの趣味寄りの難関試験と同程度の合格率になっています。
よく言われる目安の勉強時間も併記しました。諸説あるので参考程度にとどめて欲しいのですが、暗記すべき量が多いため、合格率の割にそれなりに学習時間はかかる試験になっています。
まとめ
ソムリエ・ワインエキスパート試験の合格率を紹介しました。そもそも、ソムリエ・ワインエキスパートのって何?その違いは?どんな試験なの?という方のために、ソムリエ・ワインエキスパート試験の概要も紹介していますので、そちらも合わせてご覧ください。
また本サイトではよくある学習方法や、おすすめのスクール、コンテンツを紹介しています!ぜひご覧ください。
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